内臓脂肪自動計測

内臓脂肪体積は動脈硬化性の病変の発症とよく相関することが知られています。内臓脂肪の量を推定するにあたっては、BMI (body mass index)や腹囲、2D ベースの内臓脂肪面積といった代替指標が用いられていますが、ボリュームベースでの内臓脂肪体積を測定することができれば、より正確なリスク評価につながることが期待されます。

我々の研究室では、region segmentation の手法を用いて CT のボリュームデータから内臓脂肪の体積を自動計測するアルゴリズムを開発しています。

文献

  1. Mitsutaka Nemoto, Tusufuhan Yeernuer, Yoshitaka Masutani, et al. Development of Automatic Visceral Fat Volume Calculation Software for CT Volume Data. Journal of Obesity 2014(2014) Article ID 495084