造影 MRI からの肝腫瘍自動検出

肝臓の画像診断領域においては、肝細胞特異的な造影剤である Gd-EOB-DTPA を用いたダイナミック造影が日常的に利用されるようになっていますが、スライス厚の薄い多時相の画像の読影は画像診断ににとって負担の大きい作業です。特に肝臓領域では呼吸による臓器の変位や変形も大きいため、スムースな読影が妨げられる原因となっています。

我々の研究室では、EOB を用いた肝 MRI 検査における肝腫瘤の自動検出ソフトウェアの開発を目指して研究を行っています。