掲載日:2016年12月

当院にて血管撮影を受けられた方へ

当院では、以下の臨床研究を実施しております。この研究は、通常の診療で得られた過去の記録をまとめるものです。この案内をお読みになり、ご自身がこの研究の対象者にあたると思われる方の中で、ご質問がある場合、またはこの研究に「自分の情報を使ってほしくない」とお思いになりましたら、遠慮なく下記の担当者までご連絡ください。

研究課題名
血管撮影IVR領域における診断参考レベル構築のための調査研究
対象となる方
2016年2月1日~2016年8月1日の間に、血管撮影を受けられた方
研究の目的
本研究は、我が国で実施される血管撮影・IVRに関して、血管撮影装置表示値を指標とした患者被ばくの実態を調査することで、血管撮影・IVR領域に関する診断参考レベル策定のための基礎的データ基盤を構築し、患者被ばく防護の最適化をはかることを目的としている。
研究の方法
この研究は、「人を対象とする医学系研究に関する倫理指針」に則り、東京大学医学部倫理委員会の承認のうえ実施されます。これまでの診療でカルテ等に記録されている(性別、年齢、身長、体重)、診療情報の一部(実施手技、検査時間)、血管撮影装置に関する項目(総透視時間、面積線量値、空気カーマ値、透視パルスレート、撮影シーン数、回転撮影数)を収集して行う研究です。特に患者さんに新たにご負担いただくことはありません。

この研究のためにご自分のデータを使用してほしくない場合は主治医にお伝えいただくか、下記の研究事務局まで平成29年3月10日までに御連絡ください。ご連絡をいただかなかった場合、ご了承いただいたものとさせて頂きます。研究結果は、個人が特定出来ない形式で学会等で発表されます。収集したデータは厳重な管理のもと、研究終了後5年間保存されます。なお研究データを統計データとしてまとめたものについてはお問い合わせがあれば開示します。下記までご連絡ください。ご不明な点がありましたら主治医または研究事務局へお尋ねください。

その他

本研究に関して、経費ならびに謝金の発生はありません。また、開示すべき利益相反関係はありません。

問い合わせ、苦情等の連絡先

東京大学医学部附属病院 放射線部