第43回日本画像医学会 受賞報告

投稿者: 張申逸, 黒川遼 / 投稿日: 2024年03月05日
2024年2月23日、24日に開催された第43回日本画像医学会のフィルムリーディングにて、大学院生の張申逸先生が第1位を、助教の黒川先生が第2位を受賞されました。

張申逸先生

画像医学会楽しかったです。放射線科1年目で参加した4年前のフィルムリーディングでは全く歯が立たず、その時は諸先輩方が入賞していてすごかったのを思い出しました。

こういったところに名前が出ると間違いのない人と勘違いされるのですが、日々の読影ではよく自分の間違いを見つけて(あるいは見つけられて)反省しています。フィルムリーディングでは診断を当てられれば十分ですが、時間の限られた日常診療において次の方針も考慮に入れた上で、臨床面で役に立つ読影をするのにはまだまだ修練が必要と感じます。(名前が出てしまうとより一層?)

画像の前ではみな平等。是非今後もいろいろ教えてください。

黒川遼先生

日本画像医学会は全身様々な領域において臨床・病理・画像のエキスパートによる講演がセットで聴ける貴重な会で、どのレベルの放射線科医にとっても収穫の多い大変オススメの学会です。(演者はなんと無報酬です!)

今回、全問正解もありうるかと思い解答を提出しましたが、いろいろ間違えていました。とはいえ画像医学会では久しぶりの受賞で嬉しいです。

画像診断の勉強には、知識のアップデートと反復、そしてアウトプットが重要です。私は最近はX(旧Twitter)にて、画像診断関連の自身(@Rdiag2)と友人たちの投稿(ハッシュタグ #Rdiag でまとめて読めます)からたくさんのことを勉強しています。来月書籍でも出版されますので、ぜひご活用ください。